しゅんせつ工事で500万円以上(税込)の工事を請け負うには、建設業許可(しゅんせつ工事業)が必要です。このページでは、しゅんせつ工事業の許可について、工事範囲・迷いやすい業種・技術者要件・取得の流れをコンパクトに解説します。
この記事のポイント
- 河川・港湾等の水底の土砂を取り除く工事がしゅんせつ工事
- 500万円以上の請負には建設業許可(しゅんせつ工事業)が必要
- 陸上の掘削・土工事はとび土工で、水底か陸上かが大まかな線引き
- 公共発注が中心で、入札には許可に加え経審・入札参加資格が必要
目次
しゅんせつ工事業の工事範囲
しゅんせつ工事は、河川・港湾等の水底をしゅんせつする(土砂などを取り除く)工事です。具体的には次のような工事が該当します。
- 河川・港湾・湖沼のしゅんせつ工事
- 航路・泊地の維持しゅんせつ工事
水域の底を掘る、という特化した専門業種です。公共発注が中心の分野でもあります。
しゅんせつは公共発注が中心の業種です。入札には経審・入札参加資格も必要なので、参入計画とセットで許可を考えるのがおすすめですよ!
間違えやすい隣接業種
- とび土工との違い:陸上の掘削・土工事はとび土工工事です。「水底か、陸上か」が大まかな線引きになります
- 土木一式との関係:港湾整備や河川改修を元請として総合的に請け負う場合は土木一式の検討になります。しゅんせつ部分を専門工事として請けるなら、しゅんせつ工事業です
→ とび土工工事業の建設業許可|範囲が広すぎて迷ったら → 土木一式工事の建設業許可|専門工事との関係と「一式」の誤解
営業所技術者になれる資格・実務経験
しゅんせつ工事業で営業所技術者(旧・専任技術者)になれる主なルートは次のとおりです。
- 資格ルート:1級・2級土木施工管理技士(種別:土木)、技術士(建設部門・水産部門等)など
- 実務経験ルート:しゅんせつ工事について10年以上の実務経験
- 指定学科ルート:土木工学等の指定学科卒業+実務経験3年(大卒等)または5年(高卒)
しゅんせつ工事業でよくあるご質問
取得までの流れ
要件の確認(経管・技術者・財産)→ 必要書類の収集 → 申請書類の作成 → 提出という流れです。すべて順調に進んで、着手から許可まで1ヶ月半〜2ヶ月半程度が現実的な目安です。
業種判断に迷ったら、実際の注文書・請求書を拝見できればその場で判断できます。
この記事に関するご相談は、かなで行政書士法人へ
名古屋市中区のかなで行政書士法人は、建設業許可を専門とする行政書士法人です。代表は建設業界出身。愛知県の申請実務を熟知したチームが、御社の状況に合わせて最短ルートをご提案します。
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執筆・監修:かなで行政書士法人 代表 落合健太郎(行政書士)

