弊社は、CCUS(建設キャリアアップシステム)の認定アドバイザーとして登録されました。
CCUS認定アドバイザーとは、CCUSに精通した行政書士等を一般社団法人建設業振興基金が認定する制度で、CCUS(建設キャリアアップシステム)に関する登録業務や運用業務に関する高度なカリキュラムと修了考査をクリアできた者が登録されます。
令和4年4月時点での認定アドバイザーの人数は、全国で250名程度と思われます。
CCUS認定アドバイザーの概要
CCUS認定アドバイザーとは、建設キャリアアップシステムの登録、現場運用等に係る専門的知識を修得し、CCUSの利用者に対する適切な指導及び助言等を行うことができ得ると認められた総合アドバイザーです。
運営主体(建設業振興基金)が実施する認定講習を受講して修了考査に合格し、アドバイザーとしての十分なスキルを修得したと認められる方を認定します。認定された方には認定証を交付します。
建設業者のCCUS担当者のほか、建設業者にアドバイザーを派遣する会社の社員等を対象とします。CCUSホームページにおいて、認定アドバイザーの派遣が可能な企業等(以下「派遣企業」という)をリストアップした一覧表を掲載し、認定アドバイザーの派遣を依頼する際の連絡に活用していただく予定です。
一般社団法人建設業振興基金『CCUS認定アドバイザー制度の概要』より抜粋
CCUS登録・運用 今後の課題
弊社では、建設キャリアアップシステムの運用開始から事業者登録・技能者登録に関して多くのお客様のお手伝いをさせていただいています。
運用開始直後と比べて、システムも出来上がってきて、工事現場にカードリーダーを導入している現場も増えてきました。このまま、大手の現場や公共工事では、現場に入場するためにCCUSのICカードが必須というケースが増えてくると思われます。
ただし、登録がひととおり済んだあとは、社員の入退社や、作業人名簿への反映、元請と下請の連携(代行承認等)を等、登録を終えたあとの運用をどのように浸透させていくかということにシフトしていきます。
CCUSの目標として、「保有資格等の一元化」や「就業履歴の蓄積」がありますが、これらの目標を達成するためには、適切な運用をしていくことが必要となります。
弊社でも、CCUS認定アドバイザーとして、登録を含む運用の業務に微妙くながらお手伝いしていきたいと思います。CCUSに関することでご相談等がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。