融資の相談をしたら、銀行から「建設業許可を取っていただかないと難しい」と言われた——このご相談、実は珍しくありません。
結論から言えば、これは許可を取得するしかありません。銀行の担当者が意地悪をしているわけではなく、金融機関には金融機関の立場があるからです。
この記事のポイント
- 銀行に許可を求められたら、取得するのが現実的な答え
- 無許可業者への融資は無許可営業の黙認になりかねないという銀行側の事情
- 信用保証協会等の制度利用では許可取得が条件となることが多い
- 取得は着手から1ヶ月半〜2ヶ月半程度。言われたらすぐ動く
- 許可が取れれば500万円以上の工事も受けられ、事業拡大につながる
銀行が許可を求める理由
建設業許可がない業者は、法律上、1件500万円以上(税込)の工事を請け負うことができません。その状態の業者に事業拡大のための融資をすることは、銀行から見ると、間接的に無許可営業を黙認することになりかねないのです。
特に、信用保証協会等の制度を利用する場合に、許可の取得が条件となることが多いようです。銀行も立場がありますからね、というのが正直なところです。
融資と許可取得を並行で進める
建設業許可は、すべて順調に進んで着手から1ヶ月半〜2ヶ月半程度かかります。役所に提出してからの約2ヶ月は短縮できないため、融資のスケジュールが動いているなら、言われたその週に動き出すくらいがちょうどよい温度感です。
→ 建設業許可は最短でどれくらいで取れる?【愛知県の実際の日数】
そして視点を変えれば、融資を検討するのは事業拡大のタイミングであることがほとんどです。許可が取れれば500万円以上の工事も受けられるようになり、融資の目的だった事業拡大にそのままつながります。「銀行に言われたから仕方なく」ではなく、攻めの一手と捉えて進めることをおすすめします。
→ 500万円を超える工事を受けたい|許可取得までの期間と逆算スケジュール
当法人からのアドバイス
まず確認すべきは、許可の要件(経管・技術者・財産)を満たせるかどうかです。要件のあたりがつけば、あとはスピード勝負。銀行に「申請に着手しており、〇月頃の許可見込み」と具体的に伝えられる状態を作れると、融資の相談も進めやすくなります。
銀行に言われたその週に動き出すくらいがちょうどいい温度感ですよ。許可見込みの時期を具体的に伝えられると、融資の相談も進めやすくなります!
よくあるご質問
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名古屋市中区のかなで行政書士法人は、建設業許可を専門とする行政書士法人です。代表は建設業界出身。愛知県の申請実務を熟知したチームが、御社の状況に合わせて最短ルートをご提案します。
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執筆・監修:かなで行政書士法人 代表 落合健太郎(行政書士)

