防水工事で500万円以上(税込)の工事を請け負うには、建設業許可(防水工事業)が必要です。このページでは、防水工事業の許可について、工事範囲・塗装との業種選択・技術者要件・取得の流れをコンパクトに解説します。
この記事のポイント
- 防水はアスファルト・シート・塗膜・シーリング等の工事が該当
- 防水目的なら防水工事、美装・保護の塗装なら塗装工事が出発点
- 屋根のふき替えによる雨漏り対策は屋根工事など業種判断に注意
- シーリング工事も防水工事に該当し、500万円以上は許可が必要
- 実務経験は重複計算不可、塗装と防水の両取得は期間に注意
防水工事業の工事範囲
防水工事は、アスファルト・モルタル・シーリング材などによって防水を行う工事です。具体的には次のような工事が該当します。
- アスファルト防水工事、シート防水工事
- 塗膜防水工事、モルタル防水工事
- シーリング工事、注入防水工事
建物の屋上・ベランダ・外壁目地など、雨水から建物を守る工事の専門業種です。
間違えやすい隣接業種:「塗装」との業種選択
防水業者が最も迷いやすいのが塗装工事業との関係です。塗膜防水のように「塗る」防水は、見た目には塗装と紙一重です。
塗膜防水のように「塗る」防水は、見た目には塗装と紙一重です。
判断の目安は、何を目的とする工事として請け負っているか。防水を目的とする工事なら防水工事、美装・保護のための塗装なら塗装工事、が出発点です。外壁塗装と屋上防水をセットで請けている会社は、受注実態によって両業種が視野に入ります。
また、屋根のふき替えによる雨漏り対策は屋根工事、といったように「水を防ぐ=すべて防水工事」ではない点にもご注意ください。
営業所技術者になれる資格・実務経験
防水工事業で営業所技術者(旧・専任技術者)になれる主なルートは次のとおりです。
- 資格ルート:1級・2級建築施工管理技士(種別:仕上げ)、技能検定「防水施工」など(2級技能検定は合格後の実務経験が必要な場合があります)
- 実務経験ルート:防水工事について10年以上の実務経験
- 指定学科ルート:指定学科卒業+実務経験3年(大卒等)または5年(高卒)
防水工事業でよくあるご質問
取得までの流れ
要件の確認(経管・技術者・財産)→ 必要書類の収集 → 申請書類の作成 → 提出という流れです。すべて順調に進んで、着手から許可まで1ヶ月半〜2ヶ月半程度が現実的な目安です。
業種判断に迷ったら、実際の注文書・請求書を拝見できればその場で判断できます。
この記事に関するご相談は、かなで行政書士法人へ
名古屋市中区のかなで行政書士法人は、建設業許可を専門とする行政書士法人です。代表は建設業界出身。愛知県の申請実務を熟知したチームが、御社の状況に合わせて最短ルートをご提案します。
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執筆・監修:かなで行政書士法人 代表 落合健太郎(行政書士)

