公共工事への参入を考え始めると、避けて通れないのが経審(経営事項審査)です。このページでは、愛知県での経審の受け方を、実務のスケジュール感を中心に解説します。
先にいちばん大事なポイントをお伝えします。愛知県では、経審の予約は事業年度終了届の提出と同時に行う運用です。 つまり経審のスケジュールは、決算後の届出とセットで動き出します。ここを知らないと、段取りが後手に回ります。
この記事のポイント
- 愛知県では経審の予約は事業年度終了届の提出と同時に行う運用
- 受審は届出提出の翌月、結果通知は受審翌月末ごろが目安
- 経審は許可取得後、入札参加資格申請の前に受ける審査
- 届出が遅れていると経審の入り口にも立てない
- 経審は毎年のリズムとして決算スケジュールに組み込む
経審の位置づけをおさらい
公共工事を受注するまでの流れは、大きく次のとおりです。
- 建設業許可を取得する
- 経審を受ける(会社の経営状況・技術力などを点数化する審査)
- 入札参加資格申請をする(発注者ごと)
- 入札に参加する
経審はこの流れの2番目、公共工事への入り口にあたる審査です。全体像はロードマップにまとめています。
愛知県の実務:予約は「事業年度終了届と同時」
愛知県では、経審の予約を事業年度終了届(決算変更届)の提出と同時に行います。事業年度終了届は毎事業年度終了後4ヶ月以内の提出義務があるので、実務のリズムはこうなります。
- 決算
- 決算内容の確定 → 事業年度終了届の作成
- 事業年度終了届の提出+経審の予約(同時。届出の期限は決算日後4ヶ月以内)
- 経審の受審:事業年度終了届を提出した翌月(決算日の約5ヶ月後)
- 結果の通知:受審した翌月末ごろ(決算日の約6ヶ月後)に経審の結果通知書が届きます
つまり、「経審を受けたい」と思ったときにまず確認すべきは、直近の事業年度終了届が出ているかです。届出が遅れていると、経審の入り口にも立てません。
経審は「毎年のリズム」に組み込むもの
経審は一度受けて終わりではなく、公共工事を続けるなら決算のたびに受けていくことになります。単発のイベントではなく、決算 → 事業年度終了届 → 経審という毎年のリズムとして、決算スケジュールに組み込んでおくのが実務のコツです。
愛知県では経審の予約は事業年度終了届の提出と同時なんです。公共工事を考え始めたら、まず直近の届出が出ているか確認してくださいね。
決算の内容は経審の点数にも影響します。公共工事を本気で考えるなら、決算を組む段階からの計画が理想です。
当法人からのアドバイス
経審は書類の分量も専門性も、通常の許可手続きより一段重い手続きです。初めての経審は、決算が確定する前、できれば「公共工事を目指そうか」と考え始めた段階でご相談ください。決算スケジュールから逆算して、無理のない段取りをご提案します。
→ 愛知県の建設業許可 申請実務ガイド【名古屋の行政書士が解説】
よくあるご質問
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名古屋市中区のかなで行政書士法人は、建設業許可を専門とする行政書士法人です。代表は建設業界出身。愛知県の申請実務を熟知したチームが、御社の状況に合わせて最短ルートをご提案します。
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執筆・監修:かなで行政書士法人 代表 落合健太郎(行政書士)

