サッシやシャッターの工事で500万円以上(税込)を請け負うには、建設業許可(建具工事業)が必要です。このページでは、建具工事業の許可について、工事範囲・迷いやすい業種・技術者要件・取得の流れをコンパクトに解説します。
この記事のポイント
- サッシ・シャッター工事500万円以上には建具工事業の許可が必要
- ガラス入りサッシの取付けは建具工事、ガラスの加工取付けはガラス工事
- 取付けを伴わない建具の製作・販売は建設工事にあたらない場合がある
- 技能検定「サッシ施工」等や実務経験10年で営業所技術者になれる
目次
建具工事業の工事範囲
建具工事は、工作物に木製または金属製の建具等を取り付ける工事です。具体的には次のような工事が該当します。
- 金属製建具取付け工事(サッシ、金属製ドア、シャッター)
- 木製建具取付け工事(木製ドア、ふすま等)
- 自動ドア取付け工事
ビルの新築・改修でのサッシ工事や、工場・倉庫のシャッター工事など、1件の金額が大きくなりやすい分野を含みます。
サッシやシャッターの工事は1件の金額が大きくなりやすい分野です。500万円以上(税込)を請け負うなら建具工事業の許可が必要ですよ!
間違えやすい隣接業種
- ガラス工事との線引き:ガラス入りのサッシ・ドアの取付けは建具工事、ガラスそのものの加工取付けはガラス工事、が基本の整理です
- 大工工事との線引き:木製建具の取付けは建具工事ですが、造作工事の一環として枠から作り込む場合は大工工事側との整理が出てきます
→ ガラス工事業の建設業許可|建具工事との違いと技術者要件 → 大工工事業の建設業許可|建築一式との違いと技術者要件
営業所技術者になれる資格・実務経験
建具工事業で営業所技術者(旧・専任技術者)になれる主なルートは次のとおりです。
- 資格ルート:1級・2級建築施工管理技士(種別:仕上げ)、技能検定「建具製作」「サッシ施工」「自動ドア施工」など(2級技能検定は合格後の実務経験が必要な場合があります)
- 実務経験ルート:建具工事について10年以上の実務経験
- 指定学科ルート:指定学科卒業+実務経験3年(大卒等)または5年(高卒)
建具工事業でよくあるご質問
取得までの流れ
要件の確認(経管・技術者・財産)→ 必要書類の収集 → 申請書類の作成 → 提出という流れです。すべて順調に進んで、着手から許可まで1ヶ月半〜2ヶ月半程度が現実的な目安です。
業種判断に迷ったら、実際の注文書・請求書を拝見できればその場で判断できます。
この記事に関するご相談は、かなで行政書士法人へ
名古屋市中区のかなで行政書士法人は、建設業許可を専門とする行政書士法人です。代表は建設業界出身。愛知県の申請実務を熟知したチームが、御社の状況に合わせて最短ルートをご提案します。
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執筆・監修:かなで行政書士法人 代表 落合健太郎(行政書士)

