「相続争い(争続)なんて、資産家の話でしょ。ウチには関係ないですよ。」

そう思っておられる方も少なくないのではないでしょうか。

相続争い=財産がたくさんあるから

というのは間違いです。

資産家以外の方でも、相続争いになる事は決して少なくありません。

中でも、亡くなった方の財産のほとんどが、住んでいた土地と家だという最も多いパターン。

相続人が数人ある場合、どうやって公平を図るかという事で争いになる可能性があります。
仮に、家と土地で、3000万円の価値があると査定し、相続人が兄弟3人だとします。

家と土地を売ってしまえば、売れたお金を3等分にすれば良いのですが、
この家と土地を、今まで同居していた長男が引き継ぎたいとなると
話がうまくまとまらなくなってくるのです。

「今まで親父の面倒を見たんだから」
「そういいながら、内緒でお父さんから援助を受けてたんでしょ」
「実は他にも財産があるんじゃないか?」

一度モメ始めると、どんどん話はエスカレートしていきます。

果たして、亡くなったお父さんはこのような事を望んでいたのでしょうか。
違いますね。

「ウチの息子達が争うはずがない」
「ウチには争うほどの財産なんてない」

などと考えられておられたのではないでしょうか。

このような事にならないためにも、
ご自分の死後、財産をどのように扱って欲しいかという事を考え、
遺言書として残しておく事が必要となります。

同じ結果となっても、お父様の意思がはっきり見えた形であれば
残された家族も納得がいくという事も少なくありません。

ですから、どうか
「ウチは大丈夫」
などと思いこまずに、
ご自分の家庭で、今もしもの事があったらどうなるかを考え
適切な遺言書を作成しておく事をおすすめ致します。