先日、夫が亡くなりました。
相続人は妻である私と、14歳の長男の2人なのですが、未成年でも遺産分割協議をすることはできるのでしょうか。
また、親は遺産分割協議では、子の代理人になれないと聞きました。
実際のところ、どのように手続きをしたら良いのでしょうか。

共同相続人の中に未成年の子がいる場合は、代理人に遺産分割協議をやってもらわないといけません。
未成年の子は、民法上、原則として親などの法定代理人の同意を得なければ有効に法律行為をすることができないと定められているからです。

ですから、本来ならば、あなたがお子さんの法定代理人として、遺産分割協議に参加すればよいのですが、あなた自身も相続人となる場合、あなたとお子さんの利益が相反することになります。
つまり、あなたの取り分を多くすれば、子供の取り分が少なくなりますよね。そして、あなたがお子さんを代理するとなれば、その取り分の割合は、あなたが自由に決める事ができてしまうという状態になる訳です。
この状態のことを利益相反といいます。

利益相反になった場合、家庭裁判所に特別代理人というのを選任してもらって、子の代わりに遺産分割協議に参加してもらうことになります。特別代理人などというと、何だか物々しいですが、実際には、おじいちゃんや親戚のおじさん等に頼むことが多いだろうと思います。

そして、特別代理人を選任してもらったら、あなたと特別代人の2人で遺産分割協議をするということになります。