先日亡くなった、夫の父が、私にある土地を遺贈するという遺言書を残してくれていました。
私は、長年夫の父と一緒に住み、夫の死後も面倒を見てきました。
それを認めてくれての遺言だったのだと思いますが、権利書をどれだけ探しても見つからないのです。なので、法務局に行って調べてみると、数年前に、すでに他人の手に渡ってしまっていたようです。
このような場合は、遺言書に書いてあった遺贈というのはどうなるのですか。

遺言内容に書いた事と事をするとか、被相続人が、遺贈の目的物を売却したり、贈与してしまった場合は、その遺贈はなかった事になります。遺言も、その部分においては無効となります。

このケースでは、他に遺言書が見つからない限りは、あなたは遺贈を受けることはできません。

遺言とは遺言者の最終意思に法的効力を与えるものですから、遺言を書いた時よりも後に行った行動の方が、優先されてしまうのです。

遺贈を指定していたものを売却した時点で、遺言に書いた遺贈は取り消す意思があったとして扱われるのです。